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完成記者発表を行いました

本日11月2日、京都文化博物館にて完成記者発表を行いました。

代表理事・鈴木巧からは、このプロジェクトの趣旨である「文化財を護り伝えることの大切さを、一般の方にも判りやすいかたちで具現化」させた旨ご説明し、京都文化博物館学芸・森道彦氏からは、日本の文化=紙の文化を伝えるためには、複製は無くてはならぬ技法であることをお話しいただきました。

また各実行委員からは、苦労話や各工程のポイントをご説明いただきました。

補彩を担当いただいた川面美術研究所の荒木氏は、大変ながらも光琳の原本と実際に向き合えたり、永年のあこがれである抱一作品の群青の美しさを再現させるなど、やりがいのある仕事であったこと、屏風仕立を担当いただいた大入氏は、つきあわせでつないだ画面の完成度の高さや、今後永年にわたって京都府につたえられるためにも、裏方である屏風の骨組みもしっかり組んだことを説明いただきました。

荒木氏のつぶやきから、その場で屏風片隻を入れ替えてみたところ・・・

誰も見たことのない景色が出現!

山折りの「雷神図」もなかなかの迫力!

こんなことが試せるのは、複製ならではです。

明日3日より、一般公開いたします。

京都文化博物館2階コネクションホールは無料で入れるゾーンです。

ぜひ一度ご覧くださいませ。


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