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「風神雷神図」コロタイプ刷り上がりました!

  • 執筆者の写真: benrido
    benrido
  • 2015年9月18日
  • 読了時間: 1分

すっかり秋模様になった9月16日、「風神雷神図」のコロタイプ刷り作業が無事にすべて終了しました!

刷りを担当した尾崎さんによると、一番苦心したのは光琳が描いた原本の質感や厚みを再現する版をつくること。テストを重ねた結果、本刷は墨・地色・セピア・緑・茶・赤・青の計7色刷で行い、東京国立博物館での現物校正作業で拝見した、光琳の「きれいな色合い」を再現。7色が積み重なった画面は、ほんとうに筆を載せたかのような厚みが感じられます。

これからの金箔貼(さらに金箔の上から古色もつけます)と川面美術研究所さんによる補彩でいったいどのように変貌するやら・・・完成まであと一息です。

無事に刷り上がって一安心の尾崎さんと、様々なテストピース。お疲れさまです!


 
 
 

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琳派400年記念祭プラットフォーム事業 - 尾形光琳筆「風神雷神図屏風」復元複製里帰り実行委員会事務局

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